低コストにヘルスケアセクターに投資する方法【VHT】
ヘルスケアセクターへ投資できる銘柄をお探しですか?バンガード・ヘルスケアETF (VHT)はあなたにとって良い選択肢かもしれません。
バンガードが提供するこのETFは、米国の医薬品、医療機器およびデバイス、ヘルスケア提供者、ヘルスケアサービスなどのヘルスケア セクターに投資します。VHT は、さまざまなヘルスケア企業に投資することで、資本増価と信頼できる収入源の両方の可能性をあなたに提供します。
この記事では、VHTの主な特徴、その投資戦略、およびこのETFに投資することの潜在的な利点とリスクを探ります。
マンガ:クマ(@cumacuma_cuma)
どんぐり所長
米国株式を中心に投資する投資家。投資の為に樫の木から落ちてきた木の実らしい。安定型、長期投資志向であり、投資信託や米国ETF、国内高配当株に投資している。
けんたくん
お金持ちに憧れる小学6年生。株式取引に大いに興味あり、自分以外が儲かる事がキライ。両親より株式に詳しい。
VHTとは
VHTとはバンガード社が運用するヘルスケアセクターに投資するETFだよ!
Vanguard Healthcare ETF (VHT) は、Vanguard が管理する ETF であり、ヘルスケア セクターの企業に幅広く投資することを目的としています。このファンドは、CRSP US Total Market Health Care Index のパフォーマンスを追跡します。CRSP US Total Market Health Care Index は、医薬品、医療機器および医療機器、ヘルスケア プロバイダー、ヘルスケア サービスなど、ヘルスケア セクターの企業の米国普通株式で構成されています。
ヘルスケアセクターって?
- 医薬品: 医薬品やその他の医薬品の研究、開発、製造、販売を行う会社。
- 医療機器および機器: 診断機器、手術器具、人工装具などの医療機器および機器を製造および販売する会社。
- ヘルスケア サービス: 病院、診療所、老人ホームなどのヘルスケア サービスを提供する会社。
- ヘルスケア テクノロジー: 電子医療記録、遠隔医療、ヘルスケア分析など、ヘルスケア セクター向けのテクノロジー ベースのソリューションを開発および販売する企業。
ヘルスケアセクターは、景気後退の影響を受けにくいディフェンシブセクターと見なされており、収入と長期的な成長を求める投資家にとって良い選択肢と見なされています.。ヘルスケア業界は、人口の高齢化とヘルスケア サービスおよび製品に対する需要の増加によって推進されているため、このセクターには長期的な成長の可能性があります。
医療や薬品に関係する企業を集めた分野のことだよ!
VHT のポートフォリオは、ヘルスケア セクター全体で構成されており、さまざまな規模と時価総額の企業が含まれています。ファンドの保有資産は、医薬品、医療機器、ヘルスケア サービス、ヘルスケア テクノロジーなど、ヘルスケアのさまざまなサブセクターに分散されています。
Vanguard は低コストの投資商品で知られており、VHT も例外ではありません。経費率が低いため、投資家の投資コストを低く抑えることができます。この ETF への投資は、ディフェンシブ セクターと見なされ、景気後退の影響をあまり受けない可能性があるヘルスケア セクターへ投資でき、収入と長期的な成長を求める投資家にとって良い選択肢になります。
なるほど〜。
運営会社
VHTの運営会社は、バンガード社!
バンガード?
Vanguard は世界最大の投資運用会社の 1 つであり、低コストのパッシブ運用の投資商品で知られています。同社は 1975 年にジョン C. ボーグルによって設立され、ペンシルベニア州バレー フォージを拠点としています。バンガードは自社のファンドによって所有されており、そのファンドは株主によって所有されているため、バンガードの利益は投資家の利益と一致しています。
バンガードは、ミューチュアル ファンド、上場投資信託 (ETF)、個別管理口座など、さまざまな投資商品とサービスを提供しています。同社はインデックスベースの投資商品の大手プロバイダーの 1 つと見なされており、低い経費率と質の高い投資調査で知られています。
バンガードはまた、投資家が十分な情報に基づいた投資判断を下すために必要なツールと情報を投資家に提供するというコミットメントでも知られており、投資家がその製品への投資のリスクと潜在的な利益を理解するのに役立つ幅広い教育リソースとその他のツールを提供しています。 VHT、バンガード・ヘルスケアETFなど。
バンガードは、強力な実績と長期的な投資アプローチを備えた評判の良い資産管理会社とされており、さまざまな投資ニーズとリスクプロファイルに合わせて幅広いETFとファンドを持っています. 低コストで分散化されたパッシブ運用の投資商品を探している投資家にとっては良い選択肢です。
日本で大人気の投資運用会社なんだよ。
バンガード社はブラックロック社に次ぐ世界第二位の投資信託および上場投資信託の提供者です。世界で初めてインデックスファンドを個人投資家に提供した企業として有名です。
経費率の低い良心的な商品を多く提供しており、特に日本国内では大人気の資産運用会社です。VOOやVTIが有名ですね。
バンガードの詳しい記事はこちら
構成銘柄
- ユナイテッドヘルス
- ジョンソン・アンド・ジョンソン
- ファイザー
- イーライリリー
- アッヴィ
- サーモフィッシャーサイエンティフィック
- メルク
- ダナハー
- アボットラボラトリーズ
- ブリストルマイヤーズスクイブ
2022年9月11日現在
ファイザーやジョンソン・アンド・ジョンソンは知ってる!
ダナハーもおすすめの優良企業だよ。
VHTを構成する企業は、アメリカの医療・薬品系の企業の約400社です。
VHTに投資するだけで、400社に分散投資できるので、リスク分散の効いた銘柄ですね。また、比較的暴落にも強く、ディフェンシブよりの銘柄になります。
経費率
VHTの経費率は0.10%!
それは高いの?
ETFの中でも経費率の低い銘柄に入るよ。
VHTの経費率は0.10%。VOOなどの0.03%と比べると高く感じますが、これはVOOが安すぎるだけ。VHTも十分経費率の低い銘柄です。気にせず購入できる銘柄に含まれます。
資産総額
VHTの資産総額は165億ドル!
よくわからない単位キター!
非常に資金の集まっている銘柄ですよ。
VHTの資産総額は165億ドル(2022年9月現在)。これは、数あるETFの中でも非常に資金の集まっている部類に入ります。
資産総額は多ければ多いほどよいです。多いということはその銘柄が人気であり、たくさん取引されているということ。資産総額が少なすぎると、運用停止になる可能性が高まってきます。判断基準は二つ。
- 年々資産総額が増えていっているか
- 資産総額が30億ドルを超えているか
資産総額が断続的に減っていく銘柄は危険です。人気がなくなっているもしくは、株価が大幅に下落している銘柄です。このような銘柄に投資してしまうとリスクが大きくなります。
資産総額30億ドルは私の個人的な指標です。この金額を超えていれば、初心者でも安心して投資できると考えています。
配当利回り
VHTの配当利回りは1.28%。決して多い方ではないね〜。
配当金もらえるだけでも儲けものだね!
VHTの配当利回りは1.28%。高配当ETFが3〜4%であることを考えれば、配当金に期待できる銘柄ではありません。
配当金で銘柄を選びたい!そんなあなたにランキングを作りました ⏩
VHTのデメリット
VHTのデメリットはありますか?
配当金が少ないくらいかな?あと、VTIなどと比べて経費率が少し高いとか。
大きなデメリットはないって感じなのね。
VHTに大きなデメリットはありません。配当金が1%代と少ないのですが、そもそも配当金を狙った銘柄ではありません。その分、株価自体の値上がりが狙えるキャピタルゲイン重視の銘柄です。
経費率についても、VTIやVOOの0.03%と比べると高い0.10%です。これは、VTIなどが安すぎるだけで、VHTが高いわけではありません。
Vanguard Healthcare ETF (VHT) には、投資家が注意すべきいくつかのリスクがあります。
- すべての投資と同様に、VHT は市場リスクの影響を受け、ファンドへの投資の価値は上下する可能性があります。
- ファンドのヘルスケア セクターへの投資戦略は、市場状況の変化やヘルスケア セクターの基盤となる企業の変化に対応する柔軟性を制限する可能性があります。
過去のパフォーマンスは将来の結果を示すものではなく、ETF の価値は変動する可能性があるため、すべての投資家に適しているわけではないことに注意してください。投資を決定する前に、独自の調査を行い、財務アドバイザーに相談し、税金への影響を考慮することが常に重要です。
VHTのメリット
じゃあ、VHTのメリットは?
一言でいうと、高リターン低リスクなところだね!
おおっ、いいんじゃない?
VHTは暴落にも強く、さらに伸びも期待できる銘柄です。VTIよりもリスクが低く、VTIよりも伸びるといった感じです。ディフェンシブ銘柄としてはリスクが高めなのですが、その分、株価の伸びも狙える銘柄です。
他にもVanguard Healthcare ETF (VHT) には、投資家が考慮すべきいくつかの潜在的なメリットがあります。
- このファンドは、ディフェンシブ セクターと見なされ、景気低迷の影響を受けにくいヘルスケア セクターへ投資します。
- Vanguard は低コストの投資商品で知られており、VHT も例外ではありません。ファンドの経費率は低く、投資家の投資コストを低く抑えるのに役立ちます。
- このファンドは、さまざまなサブセクターにわたる幅広いヘルスケア企業へ投資します。これにより、特定の企業またはサブセクターへの投資に伴うリスクを軽減することができます。
- ヘルスケア セクターは成長セクターと見なされており、VHT への投資は、ヘルスケア セクターの企業の長期的な成長の可能性から利益を得る機会を投資家に提供します。
VHTに関するQ&A
VHTを買うなら
どうやって米国株ETFをはじめたらいいかわかる?
街の証券会社に行って買う!
対面で買う証券会社はおすすめしないよ!
えっ!?
証券会社の窓口に行くと、手数料の高い商品をすすめられがちなんだ。
そうなんだ〜(汗)
安全な米国株ETFのはじめかたを教えるので安心してはじめてください!
VHTの評価
- 比較的に低リスク・高リターン
- 暴落・ショックに強い
- 時にS&P500をも超えるキャピタルゲイン
- 経費率が0.10%と少しだけ高い
- 配当金が1%台と少ない
VHTはこんな方におすすめ
VHTはどういう人が買ったらいいの?
比較的安定的で、株価が伸びていく銘柄が欲しい人だね!
- 暴落時・ショックに強い銘柄が欲しい
- 安定的で株価の伸びが期待できる銘柄が欲しい
- 医療・薬品の分野に投資したい
- 長期投資思考
VHTは長期で持つのに適した銘柄です。
僕も少し購入して、ずっと持っておこうかな!
それもいいんじゃないかな!
VHTは医療・薬品に投資することで、安定した値動きをするETFでした。
暴落に強く、それでいて値上がり益も狙える。バンガード社が運用するので経費も安い。資産総額も十二分に集まっています。
以上のことからも、非常におすすめできる銘柄です。特に長期投資を目的とされている方は、ポートフォリオに含めることを検討してみてください。では、このあたりで。
米国株ETFが始めたくなったら
米国株ETFを始めるにはどうしたらよいのでしょうか?株の初心者には全然わかりませんよね。
米国株ETFを始めるには、まず証券会社の口座を開設しましょう。でも、株を知ったばかりのあなたはどの証券会社を選べばいいかわかりませんよね。私もそうでした。
何も知らずに証券会社を選ぶことは非常に危険です。なぜなら、証券会社によって手数料がまったく違うからです。例えば、銀行や証券会社などで投資信託を契約してしまうと、非常に手数料が高額になる場合が多いです。手数料が多いと、その時点で将来の資産形成スピードが遅くなります。それどころか手数料負けしてしまって、マイナスになることもあり得ます。
そこで、手数料も低額で良心的なネット証券会社を二つご紹介します。両行とも、自信をもっておすすめできる証券会社です。
SBI証券
証券会社の口座開設数で日本一を誇るSBI証券。多くの方々に親しまれている理由は、総合的なレベルの高さ。
- 国内の証券口座開設数ナンバーワン!
- SBI・Vシリーズで、VT/VOO/VTIなどのETFに連動した投資信託が円貨で購入できる
- 住信SBIネット銀行経由でドルを買うと手数料が最安
- PTS取引で夜間も株取引ができる!
- 投資信託の買い付けにTポイントが利用できる!
- IPO案件の取り扱いが多く、IPOチャレンジポイントで何時かは購入できるのが嬉しい。
- Tポイントでも投資が可能に!
とりあえず一つ口座開設したいなら、SBI証券を選べばいいですね。
SBI証券で口座開設する方法を、画像を使って解説しました!ぜひ参考にしてくださいね。
- 米国株を中心に長期投資をする投資家
- コアサテライト戦略を推奨
- VIGとeMAXIS Slim全世界株式をコアに据える
- QQQ・VTI・XYLDをサテライト運用
- SBI証券、楽天証券、マネックス証券、DMM.com証券
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- 140名以上在籍のブログコミュニティ運営者
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