【VYM】は配当金投資に最適な選択肢か?やさしく解説
高配当ETFで安定的でリスクが少なく、株価も上がっていく銘柄ないかな?その候補があります!それがこの「VYM」。
なぜなら、優良な配当金の多い企業を集めている米国ETFだからです。高配当ETFの中では決して配当利回りのいい銘柄ではありません。しかし、その他の高配当ETFにはない安定感と成長性を合わせもっています。
コロナショックで大暴落したときも、他の銘柄より下がり幅も小さく、株価も早く復帰しました。長期で所持していく人や、FIREを目指す方はぜひ知っておくとよい銘柄ですね。
この記事では、VYMがいったいどういう銘柄なのか、できるだけやさしい言葉で解説していきます!
マンガ:クマ(@cumacuma_cuma)
どんぐり所長
米国株式を中心に投資する投資家。投資の為に樫の木から落ちてきた木の実らしい。安定型、長期投資志向であり、投資信託や米国ETF、国内高配当株に投資している。
けんたくん
お金持ちに憧れる小学6年生。株式取引に大いに興味あり、自分以外が儲かる事がキライ。両親より株式に詳しい。
VYMとは
VYMは、バンガード社が提供するETFで、高配当株を選別して運用しています。VYMの運用対象は、主に米国の大型株式市場で上場している配当を積極的に支払う企業の株式です。
VYMは、株式投資における配当収入を得るための方法の1つとして選ばれることが多いです。ただし、株式市場の変動に対して敏感に反応するため、投資リスクもありますので、投資にあたっては十分にリスクを理解した上で行うようにしてください。
簡単にまとめると…
ここから先は「VYM」がどういう商品なのか、優しく解説していきます。
読み方
そのまま、「ぶい・わい・えむ」で良いですよ!
運用会社
運用会社はバンガード社だよ!
ばんがーど?
バンガード社は、アメリカ合衆国に本社を置く投資信託運用会社です。1949年に設立され、世界最大級の投資管理会社の一つとして知られています。バンガード社は、様々な投資商品を提供しており、VYMもそのひとつです。
アメリカの巨大投資運用会社なんだ。
バンガード社はブラックロック社に次ぐ世界第二位の投資信託および上場投資信託の提供者です。世界で初めてインデックスファンドを個人投資家に提供した企業として有名です。
経費率の低い良心的な商品を多く提供しており、特に日本国内では大人気の資産運用会社です。
投資対象
アメリカで高配当な大型株410銘柄に投資するETFだよ。
VYM (Vanguard High Dividend Yield ETF)は、高配当性向上株式に投資します。これらの株式は、株式市場全体の上位3%から5%の配当性向上株式に選ばれます。 VYMは、米国株式の中で配当性能が優れている株式を選ぶことで、配当収入を提供することを目的としています。これは、株主に配当を支払う企業の株式を選択することで達成されます。
良い企業を選んでくれてるんだね。しかも410社も!
高配当ETFの中でVYMがもっとも銘柄数が多いんだ。
多い方がいいの?
ある程度多い方がリスク分散されるからね!
構成銘柄が多い方がリスク許容度が高いと言われています。
VYMの構成銘柄について詳しいサイトがありますのでご紹介します!
VYMを愛する犬、マルさんが「VYMだけ」の情報を発信するサイトです。
経費率
経費率は0.06%。100万円VYMを持っていたとしても、支払う経費はたったの600円!
こんなのでバンガード儲かるん?
バンガードは経費が安い商品が多いね!他の銘柄の経費率も見ておこう!
配当利回り
他の銘柄と比べたら多めだね!
直近の配当利回りとは、一番最近にでた分配金を、通常の銘柄で年4回、債券ETFやカバードコールETFで年12回分に換算して想定した数値です。1年間の配当利回りを保証するものではありません。
高配当ETFの中ではもっとも配当利回りが低いVYM。その代わりにリスクが低く安定的で、なおかつ株価の値上がりも見込める銘柄です。配当金だけに気を取られすぎないように、銘柄を判断しましょう。
配当金の多さで銘柄を選びたい方は下記のランキングをご参照ください。
5年トータルリターン
直近5年のトータルリターンで成長性を見てみましょう。
5年トータルリターン(外貨/年率)が11.25%(2021年3月5日現在)。5年前にVYMに100万円投資して分配金もすべて再投資していたら約170万円くらいになっていました!
VOOの時は206万円だったよ!
資産総額
VYMの資産総額は374億ドル (2021年6月24日現在)。3兆1千億円くらいだね!
山頂!
だんだん面倒くさくなってきたぞ…。
資産総額は多ければ多いほど人気があり、安定感がある銘柄です。VYMは潤沢に資金が集まっており、不安要素はありません。
逆に資産総額少ない銘柄は人気がないか、新しくできた銘柄。資産総額が少ないと運用が安定せず、経費率が高かったりします。また、思ったようり資産が増えず、運用停止になる可能性もあります。
▶︎資産総額の多さで銘柄を選びたい!資産総額ランキングはこちら
株初心者向けの高配当ETFランキングを作りました!
株初心者にとって大切なのは、安定感!
上がったり、下がったりしてると怖くて持っていられないもんね!
もちろん、最終的にリターンが大きい事も加味しています。是非、あわせて読んでみてくださいね!
VYMの買い方
VYMはネット証券で購入する事ができます!
どうやって米国株ETFをはじめたらいいかわかる?
街の証券会社に行って買う!
対面で買う証券会社はおすすめしないよ!
えっ!?
証券会社の窓口に行くと、手数料の高い商品をすすめられがちなんだ。
そうなんだ〜(汗)
安全な米国株ETFのはじめかたを教えるので安心してはじめてください!
VYMの評価
- 1銘柄で410社に分散投資
- 安定感重視の銘柄選定で、比較的下落に強い
- キャピタルゲインの伸びも期待できる
- 経費率が0.06%と安い
- 他の高配当ETFと比べると配当利回りが低い
VYMのメリット
VYMは、バンガード社が運用する高配当利回り株式ETFです。VYMに投資するメリットとしては、以下のような点があります。
- VYMは、高配当利回りの株式を選別して構成されているため、高い配当収入を得られる可能性があります。
- VYMは、株式や債券などを一括で買うことができるため、運用コストが低く投資ができます。
- VYMは、さまざまな銘柄やセクターをカバーしているため、リスクを分散することができます。
コストを掛けずに、幅広く高配当銘柄に投資できるのがVYM!
VYMのリスク
VYMは高配当株式ETFであり、投資対象は主に大型株式であるため、市場全体に対して過度に依存しないリスクがあります。ただし、配当株式に投資することで、株価の上昇に対しては収益が上がらないというリスクがあります。また、配当利回りが低い場合や配当停止などがあると、投資収益が低くなる可能性があります。
市場の変動により、配当金に依存した収益に影響を受ける可能性もあるため、投資期間や目的に合わせて適切なリスクを評価した上で投資を検討する必要があります。
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何も知らずに証券会社を選ぶことは非常に危険です。なぜなら、証券会社によって手数料がまったく違うからです。例えば、銀行や証券会社などで投資信託を契約してしまうと、非常に手数料が高額になる場合が多いです。手数料が多いと、その時点で将来の資産形成スピードが遅くなります。それどころか手数料負けしてしまって、マイナスになることもあり得ます。
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