未来への投資【VUG】アメリカ大型株成長戦略の可能性を解説
インデックス銘柄の中でもより成長の狙えるETFをお探しですか?それならばVUGはあなたにとって最適の選択肢になるかもしれません。
VUGとは、アメリカのグロース株に投資するETFです。しかも、内容はナスダック100に投資するQQQに近く、アメリカの調子が良い時には、大きな伸びが期待できる銘柄です。
株初心者が資産形成を急いでレバレッジ銘柄やFX、暗号資産に手を出して失敗してしまう事が非常に多いんです。株初心者は、まず、安定的な銘柄に投資して株式の流れに慣れる事が必要。その中でも、VUGは比較的資産形成が狙いやすい銘柄です。覚えておいて損ははありません。
では、そのVUG。一体どういう銘柄なんでしょうか。詳しい内容を、けんたくんと共に会話形式で優しく解説していきます。
マンガ:クマ(@cumacuma_cuma)
どんぐり所長
米国株式を中心に投資する投資家。投資の為に樫の木から落ちてきた木の実らしい。安定型、長期投資志向であり、投資信託や米国ETF、国内高配当株に投資している。
けんたくん
お金持ちに憧れる小学6年生。株式取引に大いに興味あり、自分以外が儲かる事がキライ。両親より株式に詳しい。
VUGとは
VUG、またはバンガード グロース ETF は、バンガードが管理する上場投資信託 (ETF) です。このファンドは、米国の証券取引所に上場している大型成長株で構成される CRSP US Large Cap Growth Index のパフォーマンスを追跡するように設計されています。
VUG は、より広い市場よりも速いペースで成長すると予想される企業に投資することを目的としています。これらの企業は通常、市場全体に比べてより高い収益と収益の伸びを特徴としており、経済状況により敏感である可能性があります。
VUG はパッシブ運用の ETF です。つまり、基礎となるインデックスのパフォーマンスを再現することを目的としています。これは、ETFがインデックスに対して同様のリターンを持ち、アクティブ運用ファンドよりも経費率が低いことを意味します。
グロースというのは「成長している」ということ。大型成長株を集めたインデックスだね。
なるほど!大きくて儲かってるところか…(ワクワク)
読み方
ば…バグ?
そのまま読んでね!
VUGの読み方
ぶい・ゆー・じー
運用会社
運用会社は、低コストで大人気の「バンガード社」だよ!
Vanguard Group は、ペンシルバニア州マルバーンに本拠を置くアメリカの投資管理会社です。ミューチュアル ファンドと上場投資信託 (ETF) の世界最大のプロバイダーの 1 つです。1975 年にジョン C. ボーグルによって設立され、個人、機関、ファイナンシャル アドバイザーに幅広い投資商品とサービスを提供しています。
バンガードは、低コストでパッシブ運用の投資商品と、外部株主ではなくファンド自身が所有する独自の所有構造で知られています。バンガードの使命は、低コストで質の高い投資オプションと優れた顧客サービスを提供することにより、顧客に投資成功の最高のチャンスを提供することです。
大人気なら安心だね!
バンガードの詳しい記事はこちら
投資対象
成長する大型企業ってのは分かったけど、どういうところなの?
インデックスに含まれる企業は、高い売上高と収益の伸び、高い株主資本利益率、高い株価純資産比率などのさまざまな要因に基づいて選択されます。この指数は、平均以上の成長見通しを持つ企業で構成される株式市場の米国大型株成長セグメントのパフォーマンスを測定することを目的としています。
GAFAMなど、アメリカを牽引する大型企業で構成されているよ。
VUGに含まれるセクターと産業の例には、テクノロジー、ヘルスケアなどがあります。Apple、Amazon、Google などの企業は、インデックスに含まれる企業の例です。VUG のポートフォリオはさまざまなセクターや業界に分散されており、米国株式市場での潜在的な成長を期待する投資家に適しています。
あれっ。それならQQQと同じじゃないの?
「今は」ね。QQQと大きく違うのは、入れ替えがある事なんだ。
入れ替え?
ナスダックとか、ハイテクセクターに限定しているものではないので、要件さえ満たせば、その時期に成長している企業にどんどん入れ替えていくんだよ!
なるほど!
投資対象
成長する大型企業を、企業の大きさに応じた「時価総額加重平均」で構成する。現在はGAFAMを中心とする、ハイテク銘柄が主だが、それは今一番成長しているセクターだから。将来伸びてきたセクターがあれば、そちらもどんどん編入してくシステムになっている。
経費率
経費率ってなぁに?
代わりに運用してもらうための手数料みたいなものだね。
どれくらいかかるの?
VUGの経費率は0.04%。100万円を投資していたら、たったの400円だね。
僕のお小遣いでも払えちゃう!
経費率
VUGの経費率は、0.04%
配当利回り
VUGも分配金がでますよ〜!
企業からのお小遣いだね〜。
VUGの配当利回りは、0.64%!決して多くはないね。
配当利回り
直近の配当利回り…0.64% (2022年2月2日現在)
100万円投資していたら、年間6,400円の分配金が入る
直近の配当利回りとは、一番最近にでた分配金を、通常の銘柄で年4回、債券ETFやカバードコールETFで年12回分に換算して想定した数値です。1年間の配当利回りを保証するものではありません。
5年トータルリターン
5年前にVUGに100万円投資して、分配金も再投資していれば、2,655,000円になっていました!
ええっ。凄くない?
この期間は調子良かったからだね。
5年トータルリターン
21.57%(2022年2月2日現在)
資産総額
資産総額は826億ドルだよ!
資産総額?
VUGに集まってるお金だね。たくさん集まってる方が、運用が安定するんだよ。
資産総額
826億ドル=9兆4990億円(2022年2月2日現在)
VUGとQQQの違い
QQQとの違いを覚えておこう!
ハーイ!
結構似ているね。
確かに「今は」似ているね。
「今は」?
VUGは、その時に一番成長しているセクターに入れ替えていくので、「今は」たまたま同じ様なセクターで重なってるだけだね。
なるほど。
将来、もっと成長するセクターがでてくれば、そちらに自動的に入れ替えていってくれるから、長期で持っていても安心だね。
QQQと比べたVUGのメリット
QQQよりも経費率が低い
将来、伸びるセクターに自動的に入れ替えてくれる
VUGに投資するメリット
- VUGに投資するメリットは、高成長性の高い大型米国企業に投資することで、将来的な成長を期待することができることです。
- VUGは、低コストで、幅広いセクターにわたる投資対象を持つことができます。
- VUGは、バンガードグループによって運用されており、長年にわたる運用実績があります。
低コストに、大型成長株に投資できる!
VUGをおすすめしない人
- 長期にわたりポートフォリオを放置して運用したい方
- 市況の流れによって、自ら投資判断ができない方
- インカムゲイン(配当)などが目的で投資したい方
- 短期間での売買で利益を出したい投資家
- 角にリスクを負担したくない方
- 2~3年の投資に対して耐えられない人
長期間放置も怖いし、日々大きく値動きするわけでもないので、VUGは中期投資に向いているかな!
買い方
どうやって米国株ETFをはじめたらいいかわかる?
街の証券会社に行って買う!
対面で買う証券会社はおすすめしないよ!
えっ!?
証券会社の窓口に行くと、手数料の高い商品をすすめられがちなんだ。
そうなんだ〜(汗)
安全な米国株ETFのはじめかたを教えるので安心してはじめてください!
VUGとは、長期投資でも安心な大型成長株に投資できるETF
VUGとは
アメリカの大型成長銘柄に投資するファンド
運用するのは、大人気のバンガード社
QQQほどは伸びないが、成長性も抜群
経費率も0.06%と激安
成長するセクターや銘柄に自動で入れ替えてくれるので、長期投資も安心
QQQじゃなくて、こっちのほうが安定感ありそうだね!
おっ、けんたくん、わかってきたね〜。
へへへ。
米国株ETFが始めたくなったら
米国株ETFを始めるにはどうしたらよいのでしょうか?株の初心者には全然わかりませんよね。
米国株ETFを始めるには、まず証券会社の口座を開設しましょう。でも、株を知ったばかりのあなたはどの証券会社を選べばいいかわかりませんよね。私もそうでした。
何も知らずに証券会社を選ぶことは非常に危険です。なぜなら、証券会社によって手数料がまったく違うからです。例えば、銀行や証券会社などで投資信託を契約してしまうと、非常に手数料が高額になる場合が多いです。手数料が多いと、その時点で将来の資産形成スピードが遅くなります。それどころか手数料負けしてしまって、マイナスになることもあり得ます。
そこで、手数料も低額で良心的なネット証券会社を二つご紹介します。両行とも、自信をもっておすすめできる証券会社です。
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とりあえず一つ口座開設したいなら、SBI証券を選べばいいですね。
SBI証券で口座開設する方法を、画像を使って解説しました!ぜひ参考にしてくださいね。
- 米国株を中心に長期投資をする投資家
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- VIGとeMAXIS Slim全世界株式をコアに据える
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