成長を取りこぼさない!アメリカを丸ごと投資範囲にする方法【VTI】
アメリカ全体に投資するファンドをお探しですか?それならこのVTIがあなたにピッタリです。
VTIとは、アメリカの大企業だけでなく中小企業を含めた多くの企業に投資する商品です。まさに、まるごとアメリカを買うようなイメージ。リスク分散されていて、安定的に資産を積み上げていきたいあなたなら、絶対に覚えておいた方がよいETFです。
株価の確認。毎日するのは大変ですよね。しかも、アメリカ株なら取引は夜です。そのために夜起き出してきて確認するのはとっても大変。その点VTI なら、頻繁に確認する必要はありません。なぜなら、アメリカをほぼ丸ごと買ってるETFだからです!アメリカの状態だけニュースで見ておけば、個別株の株価などほぼ無視でもオッケー。
そんなVTIが、いったいどういう銘柄なのか、できるだけやさしい言葉で解説していきます!
マンガ:クマ(@cumacuma_cuma)
どんぐり所長
米国株式を中心に投資する投資家。投資の為に樫の木から落ちてきた木の実らしい。安定型、長期投資志向であり、投資信託や米国ETF、国内高配当株に投資している。
けんたくん
お金持ちに憧れる小学6年生。株式取引に大いに興味あり、自分以外が儲かる事がキライ。両親より株式に詳しい。
VTIとは
VTIはアメリカ全体をまるっと買えちゃうアメリカの投資商品です!
まるごと?すごい!
VTIは、バンガード社が運用するインデックスファンドで、米国の大型株に投資することができます。VTIは、米国の株式市場の大部分をカバーするため、米国株全体の様子を把握することができます。
VTIには、S&P500などの大型株指数に投資することができるため、リスクとリターンのバランスが良く、長期投資に適しています。また、VTIは、低コストで運用されており、管理費が安いため、投資コストが低く抑えられます。
ではどういう商品なのか、次項から優しく解説していきます!
VTIの読み方
そのまま、「ぶい・てぃ・あい」で良いですよ!
そのままなんて、つまんないな〜
VTI の正式名称は「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」といいます。非常に長いのでティッカーである「VTI」を覚えておけば大丈夫です。
ティッカーとは株式商品を識別する整理番号のようなもの。日本では4桁の数字で表されますが、アメリカでは商品の略称を1〜4文字のアルファベットで表します。
VTIを運用する会社はバンガード
運用会社はバンガード社です。
どんな会社?
バンガード社は、アメリカに本社を置く投資信託の大手企業です。1929年に設立され、現在は世界最大の投資信託会社の1つとされています。バンガード社は、投資信託や共同基金、ETFなどの資産運用サービスを提供しており、インデックスファンドをはじめとする低コストな投資商品が特に有名です。また、バンガード社は長期投資に特化しており、運用するファンドには多くのインデックスファンドがあります。信頼性の高い運用と低コストが特徴的であり、投資初心者にもおすすめの企業です。
低コストで優良な商品を多数展開する巨大運用会社だよ!
バンガード社はブラックロック社に次ぐ世界第二位の投資信託および上場投資信託の提供者です。世界で初めてインデックスファンドを個人投資家に提供した企業として有名です。
経費率の低い良心的な商品を多く提供しており、特に日本国内では大人気の資産運用会社です。
バンガードの詳しい記事はこちら
VTIの投資対象はアメリカ
全米の約3,640社に分散投資する指数に連動するETF。
VTIの投資対象は全米の約3,640社に分散投資する指数。企業から小さな企業まで、全部入ってるから成長を取りこぼさないんだ!
少しも取り逃したくないなんて、強欲だね!
いやぁ、マイナスになる企業も取り逃さないから強欲とは関係ないかな!
大きな企業から小さな企業、調子の良い企業から悪い企業まで、概ね全ての企業が投資対象です。突然、大成長を遂げる企業を取りこぼしませんが、万年赤字の弱い企業などの含まれてしまいます。
業績の良い優良な企業ばかりを集めたS&P500などとは明らかに投資の対象が違いますので注意しましょう。
VTIは安心の低経費率
VTIの経費率は0.03%!100万円運用しても、1年でたったの300円だよ!
安っ!うまい棒30本!
全ETFの中でも最安レベルだね!
VTIの経費率は0.03%と非常に低く設定されています。
その理由はやはり運営会社。経費率を安く設定することで大人気のバンガード社が運用していますので、安心して投資することができます。
VTIは意外に配当利回りが高い
VTIの直近の配当利回りは1.59%(2021年3月5日現在)。円投資してると、1年に15,000円の分配金が入ります!
お小遣いだね!
思ったよりあるなーというイメージだね!
直近の配当利回りとは、一番最近にでた分配金を、通常の銘柄で年4回、債券ETFやカバードコールETFで年12回分に換算して想定した数値です。1年間の配当利回りを保証するものではありません。
VTIは全米に投資するインデックスですが、おもったより配当利回りが高い印象です。株価の値上がりを期待しつつ長期に持ちますが、その間配当金をもたらしてくれます。
5年トータルリターン
VTIの5年トータルリターン(外貨/年率)は16.68%。(2021年3月5日現在)5年前に100万円投資して配当再投資してたら、2,163,000円になっていました!
すごーい!倍?
これが複利の力だね!ただ、税金とか為替変動もあるからもう少し実利は減るね!
全世界に投資しながら、年率16%を超えるトータルリターン。2021年までの好調な市況を背景に伸ばしていました。
しかし、2022年はアメリカをはじめ全世界の市況が冷え込みました。暴落は必ず起こるもの。それを認識した上で投資するようにしましょう。
VTIは大きな資産総額
約2兆2000億円ですね!
うまい棒2000億本買えるやんけ…
どんだけうまい棒好きなん…(汗)
VTと違って、VTIはアメリカでも大人気です。全米に投資することをアメリカ人は好意的に見ているようです。
VTIに投資するメリット
VTIはバンガード社が運用するインデックス・ファンドで、米国市場の全株式を対象に投資します。そのため、投資することで米国株式市場全体を取り扱うことができ、多様な業種・企業に投資することができます。また、VTIは非常に低コストで運用されており、手数料や管理費が安いため、長期投資に向いています。
- VTIは、バンガード社が運用するUS株式市場全株式指数ETFであり、投資先としては非常に広範囲に及ぶ。
- VTIは、多数の上場企業をカバーしているため、市場のパフォーマンスに対してリスクが分散される。
- VTIは、低コストで運用されており、管理費率が低いため、他のETFと比べてコスト面で優位に立つ。
- VTIは、比較的安定したリターンを提供する可能性が高いため、長期投資に適している。
簡単・低コストに全米に投資出来ちゃいます。
VTIに投資する際のリスク
VTIに投資する際のリスクには、以下のようなものがあります。
- VTIは米国株式市場全体を投資対象としているため、米国経済全体の不振や株式市場全体の下落に対してリスクを受ける可能性があります。
- VTIは大半を米国大企業が占めるため、これらの大企業の業績悪化や不正などの問題発覚によって投資先企業の価値が下落する可能性があります。
- VTIは株式市場に投資するため、株価の上昇や下落に応じて投資先の株価に対してリターンが変動する可能性があります。
- VTIは運用費用が低いため、その他のETFに比べてコスト面での優位性があるが、それでも株式市場に投資するためリスクが伴うことに留意する必要があります。
アメリカに依存しているので、アメリカ全体が落ち込むようなことがあれば、影響が大きいです。
Youtube大学でもおすすめされています!
すでにFIREを達成している、厚切りジェイソンさんのおすすめ銘柄で、オリエンタルラジオ中田さんの運営する、Youtube大学でもおすすめされています。
楽天VTIは投資信託 なので、VTIそのものではないですが、VTIと同じパフォーマンスになる事を目指しているファンドです。
投資信託だとどう違うの?
円貨で購入できたり、積立がしやすかったり、配当金を再投資する設定があったりするので、投資初心者におすすめです。
VTIとVOOはどちらがいい?
VOOとVTI。どちらも人気だけど、どっちがおすすめ?
難しい問題だね。比較してみよう!
ほとんど同じ?
中小企業に投資するかどうかの判断で選ぶといいね!
S&P500とは、株式市場の指数の一つで、米国の大手上場企業500社の株価を反映した指数です。S&P500は、株式市場における米国の景気動向や企業の健全性を反映し、多くの投資家やアナリストによって使用されています。S&P500は、米国の株式市場のパフォーマンスを反映するため、世界的にも広く注目されています。また、S&P500に投資することで、幅広い業種やセクターをカバーすることができ、多様な投資戦略に適しています。
それに対しVTIは、中小企業まで含めた全米に投資する銘柄です。VTIはアメリカの中小企業まで投資します。小さな企業が大きな成果を得て大成長する時。VTIなら取りこぼすことなく投資を続けることができます。
逆に、中小企業には成績の良くない企業も含まれてしまうため、優良な企業だけに絞りたい方はS&P500など、優良企業を集めた銘柄に投資するのがよいでしょう。
より多くの企業にリスク分散したい方はVTI。成長を重視したい方はVOOを選ぶとよいですね。
VTIに関するQ&A
VTIのお得な買い方
VTIはネット証券で購入できます!しかも大手ネット証券会社3社なら、「買い付け手数料無料キャンペーン」中!
お得にVTIを購入するチャンスですので、ぜひこの機会に購入を検討してください。
また、キャンペーンはいつまでも続くものではありません。今は各社とも行われていますが、いつ終わってもおかしくないのです。その時に、買い場が来ると、購入チャンスを逃してしまうかもしれません。
そんな事態を防ぐためにも、大手ネット証券3社はすべて口座開設しておきましょう!
これから口座を開設したい初心者さんは、まず「SBI証券」で口座を開設することをおすすめします。なぜなら、SBI証券は日本で一番口座が開設されているネット証券。みんなに選ばれているという事は、それだけ安定していて使いやすい、ということにほかなりません。
\国内人気ナンバーワンのネット証券/
VTIってどんな銘柄?
- アメリカをまるごと購入できる
- 日本でもアメリカでも大人気
- アメリカの3,640社に分散投資
- バンガードが運用で経費も激安
- 資産総額も潤沢
- 成長速度はS&P500に引けを取らない
- 成長の見込めない企業も含まれる
- アメリカの比率が上がる
アメリカ全土の力強い成長性を取りこぼしたくないあなた
以上がVTIの解説でした。あなたが「VTI」に興味を持ってくれたら嬉しいです!
あなたも全米の成長に連動するETF、VTIで投資を始めてみませんか?
米国株ETFが始めたくなったら
米国株ETFを始めるにはどうしたらよいのでしょうか?株の初心者には全然わかりませんよね。
米国株ETFを始めるには、まず証券会社の口座を開設しましょう。でも、株を知ったばかりのあなたはどの証券会社を選べばいいかわかりませんよね。私もそうでした。
何も知らずに証券会社を選ぶことは非常に危険です。なぜなら、証券会社によって手数料がまったく違うからです。例えば、銀行や証券会社などで投資信託を契約してしまうと、非常に手数料が高額になる場合が多いです。手数料が多いと、その時点で将来の資産形成スピードが遅くなります。それどころか手数料負けしてしまって、マイナスになることもあり得ます。
そこで、手数料も低額で良心的なネット証券会社を二つご紹介します。両行とも、自信をもっておすすめできる証券会社です。
SBI証券
証券会社の口座開設数で日本一を誇るSBI証券。多くの方々に親しまれている理由は、総合的なレベルの高さ。
- 国内の証券口座開設数ナンバーワン!
- SBI・Vシリーズで、VT/VOO/VTIなどのETFに連動した投資信託が円貨で購入できる
- 住信SBIネット銀行経由でドルを買うと手数料が最安
- PTS取引で夜間も株取引ができる!
- 投資信託の買い付けにTポイントが利用できる!
- IPO案件の取り扱いが多く、IPOチャレンジポイントで何時かは購入できるのが嬉しい。
- Tポイントでも投資が可能に!
とりあえず一つ口座開設したいなら、SBI証券を選べばいいですね。
SBI証券で口座開設する方法を、画像を使って解説しました!ぜひ参考にしてくださいね。
- 米国株を中心に長期投資をする投資家
- コアサテライト戦略を推奨
- VIGとeMAXIS Slim全世界株式をコアに据える
- QQQ・VTI・XYLDをサテライト運用
- SBI証券、楽天証券、マネックス証券、DMM.com証券
- ブログサイトを4サイト運営
- twitterフォロワー 7,000人以上
- 140名以上在籍のブログコミュニティ運営者
コメント