リタイア後に安定的に毎月配当金を貰う方法【AGG】
AGGは、FIREした方や、安定的に配当金が欲しい方にぴったりです!
なぜならAGGは、アメリカの優良企業の社債や国債に投資する安定的な銘柄で、しかも毎月分配なのでFIREや不労収益を増やしたい方にピッタリの銘柄だからです。
優良な国債・社債に投資すると言うことは、暴落時のリスクも比較的低いと言うこと。また、毎月分配金がもらえると言うことは、投資額を増やしていくことで、分配金で毎月生活していく計画が立てやすくなります。資産形成期にはあまり効果はないかもしれませんが、ある程度の資産を気づいた後にお世話になりますので、ここで是非覚えておきたいですね。
この記事ではいったいどういう銘柄なのか、できるだけやさしい言葉で解説していきます!
マンガ:クマ(@cumacuma_cuma)
どんぐり所長
米国株式を中心に投資する投資家。投資の為に樫の木から落ちてきた木の実らしい。安定型、長期投資志向であり、投資信託や米国ETF、国内高配当株に投資している。
けんたくん
お金持ちに憧れる小学6年生。株式取引に大いに興味あり、自分以外が儲かる事がキライ。両親より株式に詳しい。
AGGとは
投資適格債権という、投資に適格な優良な債権を集めた銘柄なんだ。
倒産しない会社ばかりって事?
そういう事だね!
AGGは、ブラックロック社が運用する債権ETFです。iShares Core US Aggregate Bond ETF のティッカー シンボルです。これは、米国の投資適格債券市場に幅広いエクスポージャーを提供することを目的とした上場投資信託 (ETF) です。このファンドは、米国の投資適格債券市場のベンチマークと広く見なされているブルームバーグ バークレイズ米国総合債券指数のパフォーマンスを追跡します。このインデックスは、米国国債、社債、住宅ローン担保証券など、幅広い確定利付証券をカバーしています。
AGGは債券ETFと見なされており、高品質の債券の多様なポートフォリオを提供することを目的としています。これは、米国の債券市場へのエクスポージャーを得るために低コストで多様な方法を探している投資家にとって有用なツールになる可能性があります. 通常、リスクの低い投資と見なされており、収入と資本の保護を求めている投資家に適しています。
AGGの読み方
E…GG…?
それは卵!
その反応は違うのね。
AGGの正式名称は「iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETF」といいます。長くて覚えにくいので、ほとんどの方はティッカーであるAGGと呼びます。AGGの読み方は、エージージーです。普通に読みましょう。
ティッカーとは、株を識別するための番号のようなもの。日本株は4桁の数字で識別しています。アメリカの場合は企業や銘柄の省略アルファベットを2~4文字取ってティッカーとしています。
運用会社はブラックロック社
アメリカの巨大投資運用会社であるブラックロック社が運用しているよ!
でっかいとこは安心だね!
ブラックロック社とはニューヨークに本社を置く、世界最大の資産運用会社。2021年の資産運用残高は、なんと日本のGDPの2倍に相当します。S&P500を構成する企業の80%以上で、このブラックロック社が持ち株比率3位までに入る大株主です。
BlackRock は、個人、機関、および金融の専門家に幅広い投資商品とサービスを提供する、世界をリードする投資管理会社です。同社は1988年に設立され、ニューヨーク市に拠点を置いています。2021 年の時点で 7.8 兆ドルを超える資産を管理している、世界最大の資産管理会社の 1 つです。
BlackRock は、ミューチュアル ファンド、上場投資信託 (ETF)、クローズド エンド ファンド、個別管理口座など、さまざまな投資商品とサービスを提供しています。また、金融専門家や機関投資家向けの投資プラットフォームやテクノロジー ソリューションも提供しています。同社の iShares 部門は、ETF の世界最大の発行体の 1 つであり、その製品には iShares Core US Aggregate Bond ETF である AGG が含まれています。
ブラックロックは投資の専門知識と技術革新で知られており、特定の市場やセクターへの低コストで多様なエクスポージャーを提供するように設計されたインデックスベースの ETF の主要プロバイダーの 1 つと見なされています。同社はその調査力とリスク管理能力に定評があり、世界中の多くの機関投資家や個人投資家から信頼されています。
これほど巨大な企業が運用するAGG。非常に安心して投資できますね。
投資対象は優良社債
なんと、7,500銘柄もの国債や優良社債に連動する銘柄なんだよ。
7500社!
AGGは7,500銘柄もの国債や優良社債に一度に投資できる商品です。ひとつの銘柄で7,500銘柄に簡単に投資できるので、ポートフォリオに加えることでリスク分散することができます。
また、構成する銘柄のうち70%以上がAAA以上の債権です。AAAランクの債権は1981年から2022年の間に一件も破綻していません。それだけ信用のあるランク付けです。
このファンドは、米国の投資適格債券市場のベンチマークと広く見なされているブルームバーグ バークレイズ米国総合債券指数のパフォーマンスを追跡します。国債、政府機関債、社債、住宅ローン担保証券など、米国の投資適格債の多様なポートフォリオを保有しています。信用リスクが低いと考えられる高品質の債券に焦点を当てて、米国の債券市場へのエクスポージャーを提供することを目的としています。
米国債券市場へのエクスポージャーを獲得するための低コストで多様な方法を提供することを目的としており、収入と資本の保全を求めている投資家に適しています。
AGGが経費率を引き下げ!
AGGの経費率は0.03%!100万円投資していても、年に300円で運用してくれるよ!
アイス3本くらいだね!
AGGの経費率は2022年に0.04%から0.03%へ引き下げられました。これも巨大資産運用会社であるブラックロック社が運用している銘柄だから。
0.03%は米国株ETFの中でも最安値。非常に経費が安く、長期保有するのにも向いていますね。
経費率で銘柄を選びたい方にランキングを作りましたので、ご参考ください。
AGGの配当利回り
AGGの直近の配当利回りは2.23%!(2022年6月現在)100万円投資してたら、約2万円の分配金がもらえる計算だね。
お小遣い!おこづかい!
直近の配当利回りとは、一番最近にでた分配金を、通常の銘柄で年4回、債券ETFやカバードコールETFで年12回分に換算して想定した数値です。1年間の配当利回りを保証するものではありません。
AGGは債権ETFで守りを固めながらも、2%前後の配当金が得られます。
AGGは毎月配当
AGGは毎月分配金がもらえるんだよ!
それって本当におこづかいじゃん!
AGGは嬉しい毎月分配。分配金が毎月入ってくるので、不労収益として月々の収入を計算しやすくなります。定年で退職した方や、FIREを達成された方の、毎月の収入源として保有しておくことで、安定的な収益が得られます。
AGGの所持金額の約2%前後を12回分に分けた金額が、毎月分配金として入金されます。購入金額ではないことを理解しておきましょう。AGGは債権ETFといえども株価が変動します。その時点での株価にも影響を受けますのでご注意ください。
5年トータルリターン
AGGの5年トータルリターンは0.47%。分配金を含めてもほとんど値動きがないね。
他のETFと比べたら少なくない?
債券ETFだから、値動きが少ないんだ!
5年のトータルリターン(分配金の再投資込み)でみても、1%に届かないAGG。資産を形成していくというよりも、安心できる銘柄に投資して、毎月安定的に収益を得るシステムを作るための銘柄といえそう。
資産総額は多い
AGGの資産総額800億ドル!日本円に直すとは約10兆8000億円だね!
凄い金額だね!
それだけ信用がある銘柄ってことだね!
私の目安として、資産総額30億ドルを超えていない銘柄は投資を控えたほうが良いと考えています。なぜならば、資産が集まっていない銘柄は運用停止の可能性があるからです。
そう考えれば、AGGの資産総額は十分に集まっていると考えられます。
資産総額で銘柄を選びたい方のためのランキング記事がありますので、ご紹介しておきますね。
AGGに関するQ&A
AGGをお得に購入するなら
AGGはネット証券で購入できます!しかも大手ネット証券会社3社なら、「買い付け手数料無料キャンペーン」を行っています!その中で、AGGをお得に購入できるのは、「楽天証券」と「SBI証券」。
お得にAGGを購入するチャンスですので、ぜひこの機会に購入を検討してください。
また、キャンペーンはいつまでも続くものではありません。今は各社とも行われていますが、いつ終わってもおかしくないのです。その時に、買い場が来ると、購入チャンスを逃してしまうかもしれません。
そんな事態を防ぐためにも、大手ネット証券3社はすべて口座開設しておきましょう!
これから口座を開設したい初心者さんは、まず「SBI証券」で口座を開設することをおすすめします。なぜなら、SBI証券は日本で一番口座が開設されているネット証券。みんなに選ばれているという事は、それだけ安定していて使いやすい、ということにほかなりません。
\国内人気ナンバーワンのネット証券/
AGGってどんな銘柄?
- アメリカの優良企業7,000社の債権に分散しリスクが低い
- 下落耐性が強い
- 嬉しい毎月配当
- 株価の成長は期待できない
- アメリカの約7500社のAAA優良債権に連動する債券ETF
- 下落耐性が非常に強く、暴落時の下落幅が小さく復帰力も強い
- 株価の成長は期待できない
- リスクの低い安定資産だが、分配金が2%前後と嬉しい
AGGは暴落対策になる
暴落時の資金用に持っておいたら良いかもしれませんね!
どういうこと?
暴落時にあまり下がらないから売却して、値下がりした銘柄を購入するんだ!
なるほど!
債権は多くの株が下がっている時に、逆に上がる場合があります。その場合に、債券を売却し、安くなっている株を購入するという動きができます。
ただし、金利が上がるなどの影響で株価が下がる場合は、債券も同様に下がる場合があります。必ず逆に動くというものではないので注意しましょう。
AGGがおすすめの方
- 債券ETFでポートフォリオの安定が欲しい方
- FIREのために毎月収入が欲しい
- 定年退職後の毎月の不労収益が欲しい
- 株価暴落時のリスク回避対策をしたい
あなたも優秀・安心の債権ETFを加えて、投資を始めてみませんか?
米国株ETFが始めたくなったら
米国株ETFを始めるにはどうしたらよいのでしょうか?株の初心者には全然わかりませんよね。
米国株ETFを始めるには、まず証券会社の口座を開設しましょう。でも、株を知ったばかりのあなたはどの証券会社を選べばいいかわかりませんよね。私もそうでした。
何も知らずに証券会社を選ぶことは非常に危険です。なぜなら、証券会社によって手数料がまったく違うからです。例えば、銀行や証券会社などで投資信託を契約してしまうと、非常に手数料が高額になる場合が多いです。手数料が多いと、その時点で将来の資産形成スピードが遅くなります。それどころか手数料負けしてしまって、マイナスになることもあり得ます。
そこで、手数料も低額で良心的なネット証券会社を二つご紹介します。両行とも、自信をもっておすすめできる証券会社です。
SBI証券
証券会社の口座開設数で日本一を誇るSBI証券。多くの方々に親しまれている理由は、総合的なレベルの高さ。
- 国内の証券口座開設数ナンバーワン!
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- 住信SBIネット銀行経由でドルを買うと手数料が最安
- PTS取引で夜間も株取引ができる!
- 投資信託の買い付けにTポイントが利用できる!
- IPO案件の取り扱いが多く、IPOチャレンジポイントで何時かは購入できるのが嬉しい。
- Tポイントでも投資が可能に!
とりあえず一つ口座開設したいなら、SBI証券を選べばいいですね。
SBI証券で口座開設する方法を、画像を使って解説しました!ぜひ参考にしてくださいね。
- 米国株を中心に長期投資をする投資家
- コアサテライト戦略を推奨
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