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こどもでもわかる【DIA】NYダウで主要30社に投資するETF

DIA

DIAという米国株ETFをご存知ですか?超有名な指数に連動するETFなんですが、日本ではあまり人気がなさそう。

DIAとは、NYダウに連動する米国株ETFです。NYダウはニュースを見ているとよくでてきますよね。ダウ工業株30種平均という世界最古の株価指数に連動しています。

ではなぜ、DIAがあまり投資初心者におすすめされていないのでしょうか。それにはちゃんとした理由があります。

DIAとはなんなのか。DIAが初心者におすすめされない理由などを解説していきます。

米国ETFマンガ①
米国ETFマンガ②

マンガ:クマ(@cumacuma_cuma

登場人物
どんぐり所長

どんぐり所長

米国株式を中心に投資する投資家。投資の為に樫の木から落ちてきた木の実らしい。安定型、長期投資志向であり、投資信託や米国ETF、国内高配当株に投資している。

けんたくん

けんたくん

お金持ちに憧れる小学6年生。株式取引に大いに興味あり、自分以外が儲かる事がキライ。両親より株式に詳しい。

目次

DIAとは

DIAとはダウジョーンズが発信している、NYダウに連動するETFです。ではまず、DIAがどういうETFなのか考えていきましょう。

DIAの読み方

ダイヤ!

けんたくん
けんたくん
どんぐり所長
どんぐり所長

ディアとかって呼ぶ人もいるけど、普通にディアイエーでいいんじゃないかな。

ダイアやディアと呼ぶ人もいます。しかし、しっかりとした呼び名が決まっている訳でもありません。そのまま「ディアイエー」と呼ぶのが、最も問題が少ないでしょう。

NYダウに連動するETF

どんぐり所長
どんぐり所長

DIAはNYダウに連動するETFだよ!

NYダウからわからないんですが…!

NYダウとはダウ工業株30種平均のこと。DIAはNYダウに連動するように設計されたファンドです。ニュースなどで報告されている、NYダウの指数変動を見ていれば、DIAの株価変動も理解することができます。

NYダウの詳しい記事はこちら

ダウ工業株30種平均

なんで工業株なの?

けんたくん
けんたくん
どんぐり所長
どんぐり所長

それは昔の名残なんだよ。

ダウ工業株30種平均は1896年より始まっています。その当時、アメリカを引っ張っていた企業の多くが工業系の企業でした。その為、呼び名としては「工業株」と呼ばれています。

しかし、現在は工業株以外の銘柄で多くの割合を占めています。その時代時代でアメリカを牽引している企業が30社選ばれているのがダウ工業株30種平均です。

ダウ工業株30種平均の詳しい記事はこちら

DIAの運用会社

どんぐり所長
どんぐり所長

DIAを運用しているのはステートストリート社。

有名な会社なの?

けんたくん
けんたくん
どんぐり所長
どんぐり所長

有名も有名。アメリカを代表する、巨大な資産運用企業だよ。

ステートストリートはアメリカ最大級の金融機関。現存する銀行では世界に2番目に古い金融機関です。

ステートストリートが運用する「 SPY エスピーワイ」というETFは、世界で初めての上場投資信託であり、なおかつ資産総額が一番多いETFです。

歴史あるステートストリート社が運用しているので、非常に安心感がありますね。

ステートストリートの詳しい記事は以下へどうぞ

DIAの構成銘柄

じゃあ、今はどんな企業で構成されているの?

けんたくん
けんたくん
どんぐり所長
どんぐり所長

表でみてみよう!

割合順ティッカー銘柄名割合
1UNHユナイテッドヘルス10.05%
2GSゴールドマンサックス6.51%
3HDホームデポ6.11%
4MSFTマイクロソフト5.42%
5AMGNアムジェン5.06%
6MCDマクドナルド4.99%
7CATキャタピラー4.30%
8Vビザ4.22%
9HONハネウェルインターナショナル3.86%
10JNJジョンソンエンドジョンソン3.59%
11CVXシェブロン3.53%
12TRVトラベラーズ3.52%
13AXPアメリカンエキスプレス3.36%
14CRMセールスフォース・ドットコム3.27%
15AAPLアップル2.97%
16MMMスリーエム2.96%
17PGP&G2.95%
18IBMIBM2.76%
19BAボーイング2.62%
20JPMJPモルガン2.60%
21WMTウォルマート2.55%
22NKEナイキ2.30%
23DISウォルトディズニー2.17%
24MRKメルク1.84%
25DOWダウ1.37%
26KOコカコーラ1.28%
27VZベライゾン1.02%
28CSCOシスコシステムズ0.90%
29INTCインテル0.88%
30WBAウォルグリーンブーツ0.87%
DIAの構成銘柄 (2022年6月現在)

アメリカを代表する企業が30社、ズラリと並んででいます。常にこの顔ぶれというわけではなく、定期的に入れ替えが行われています。入れ替え時点でアメリカに影響の大きくなっている企業が編入されるので、時代時代にあった構成銘柄に変更されていきます。

DIAの資産総額

どんぐり所長
どんぐり所長

DIAの資産総額は262億ドルだよ!

に、日本円でいくらですか?

どんぐり所長
どんぐり所長

3兆5,000億円くらいかな?

DIAに集まっている資産総額はなんと3兆円超え。非常に潤沢に資産が集まっている銘柄です。資産総額は多い方が安定的です。突然運用停止になるようなことも少ないでしょう。

私は資産総額が30億ドルを超えた銘柄をおすすめしています。理由は、安心して運用し続けていける水準とみているからです。資産総額が増えていかない銘柄は、人気がなく、運用停止になる場合があります。

また、資産総額が多ければ、手数料が減っていくことも期待できますので、資金が集まっている銘柄を選ぶようにしましょう。

DIAの配当利回り

有名企業ばかりだから、配当金もすごいんだろうな~!

けんたくん
けんたくん
どんぐり所長
どんぐり所長

高配当を狙った銘柄ではないけど、それなりに出ていて2022年6月の直近の配当利回りは 2.78% だよ!

直近の配当利回りとは、一番最近にでた分配金を、通常の銘柄で年4回、債券ETFやカバードコールETFで年12回分に換算して想定した数値です。1年間の配当利回りを保証するものではありません。

配当利回りを狙う銘柄ではありません。どちらかといえばキャピタルゲイン(株価の売買益)を狙う取引に用いられることが多い銘柄です。

しかし、キャピタルゲインを狙う銘柄の中でも配当利回りは高めです。以外に配当金貰えるなという印象。ありがたいですね。

株初心者だけど高配当が欲しいあなたのためにランキングを作りました!ぜひ参考にしてくださいね。

初心者におすすめの高配当ランキングはこちら

DIAの経費率

どんぐり所長
どんぐり所長

DIAの経費率は 0.16% だよ!

それって高いの?

けんたくん
けんたくん
どんぐり所長
どんぐり所長

米国株ETFは優秀で、経費率は安いものが多いんだけど、その中ではちょっとだけ高めかな?

米国株ETFは手数料が安いものが多いのが特徴。投資信託だと1%を超えるような運用手数料のものがある一方、米国株ETFは0.04~0.20%のものが多くあります。

中でも日本で大人気のVOOは経費率が0.04%で、経費率が最安値です。DIAは0.16%とVOOと比べてしまうと高く感じますが非常に低い経費率です。

経費率は低ければ低いほど長期の投資に有利になりますので、ぜひ気にかけてくださいね。

経費率から銘柄を選びたいあなたのためにランキングを作りました。ぜひ参考にしてくださいね。

米国株ETFの経費率ランキングはこちら

ダウ・ジョーンズ

ダウジョーンズってどんな会社なの?

けんたくん
けんたくん
どんぐり所長
どんぐり所長

ウォールストリートジャーナルを発信している、歴史ある企業だよ!

ダウジョーンズは、ウォールストリートジャーナルを発信している企業。金融関連のニュースを見たことがある方ならほぼ聞き覚えがあるでしょう。

ウォールストリートとは、ニューヨーク証券取引所などが集まる金融街。そちらを専門とする情報機関です。

ダウ・ジョーンズは1882年創業。140年前から金融街の情報を発信してきました。いまや一流の情報メディアとしてその地位を確立しています。

DIAのメリット

どんぐり所長
どんぐり所長

DIAのメリットは、その時代のアメリカをけん引する企業に投資できることだね!

強い企業を30社、プロが選んでくれるんだね!

けんたくん
けんたくん
DIAのメリット
  • プロが選んだ30銘柄に分散投資できる
  • 経費率も低い0.16%
  • 資産総額も十分で安心して投資できる

DIAは歴史あるETFですので、資産総額も十分集まっています。また、経費率も0.16%と十分安い部類に入りますので、安心し保有できるでしょう。

最大のメリットは、入れ替えをプロである、ダウジョーンズが選定して行こと。その時代、時代のアメリカをけん引する30社を選びに選び抜いて厳選して編入しています。

DIAのデメリット

じゃあ、デメリットはあるの?

けんたくん
けんたくん

デメリットは30社しかないってところかな?

厳選した30社だから良いって言ってたのに!

どんぐり所長
どんぐり所長

日本で大人気のVOOは500社で構成されているからねぇ(汗

DIAのデメリット
  • 構成銘柄が30社とリスク分散が弱い
  • 日本では人気が低い
  • もっと経費率の低い銘柄がある

リスク分散とは、なるべくたくさんの投資先に分けて投資を行うことで、その中の1企業にもしもの事があったとしても、影響が少ないようにすることです。

例えば30社のうちの1企業が破産したとすると、その影響は3.33%。500社のうちの1社が破産したとすると0.2%です。どちらのリスクが分散されているかは一目瞭然ですね。

また、経費率が0.16%というのもデメリットになり得ます。投資信託と比べると非常に低い経費率ですが、同じような指数に連動する、また株価の上昇を狙う銘柄の中には0.10%を切る銘柄がたくさん存在します。長期で保有するならばそちらを選択する方が有利になるのは明白ですね。

DIAはこんな人におすすめ

DIAはどんな方におすすめなの?

けんたくん
けんたくん
どんぐり所長
どんぐり所長

NYダウに連動した銘柄が欲しい方だね!

DIAはこんな方におすすめ
  • NYダウに連動したETFが欲しい
  • アメリカを代表する企業に投資したい

NYダウに投資するということにメリットがあります。ニュースでよく聞こえてくる「NYダウ」。ダウ工業株30種平均ですが、いちいち、株の相場をチェックしにいかなくてもニュースから相場感が流れてきます。これは非常に大きな利点です。

投資家ならば誰しもが気にする指数に投資するということは、投資の大きな波に乗るということ。DIAに投資するということは、投資の勉強になり、あなたの経験値を上げてくれます。

ぜひ、あなたもDIAに投資して、アメリカの投資の波を感じてみましょう。

どんぐり所長
どんぐり所長

今日はここまで!また!

米国株ETFが始めたくなったら

米国株ETFを始めるにはどうしたらよいのでしょうか?株の初心者には全然わかりませんよね。

米国株ETFを始めるには、まず証券会社の口座を開設しましょう。でも、株を知ったばかりのあなたはどの証券会社を選べばいいかわかりませんよね。私もそうでした。

何も知らずに証券会社を選ぶことは非常に危険です。なぜなら、証券会社によって手数料がまったく違うからです。例えば、銀行や証券会社などで投資信託を契約してしまうと、非常に手数料が高額になる場合が多いです。手数料が多いと、その時点で将来の資産形成スピードが遅くなります。それどころか手数料負けしてしまって、マイナスになることもあり得ます。

そこで、手数料も低額で良心的なネット証券会社を二つご紹介します。両行とも、自信をもっておすすめできる証券会社です。

SBI証券

証券会社の口座開設数で日本一を誇るSBI証券。多くの方々に親しまれている理由は、総合的なレベルの高さ。

  • 国内の証券口座開設数ナンバーワン
  • SBI・Vシリーズで、VT/VOO/VTIなどのETFに連動した投資信託が円貨で購入できる
  • 住信SBIネット銀行経由でドルを買うと手数料が最安
  • PTS取引で夜間も株取引ができる!
  • 投資信託の買い付けにTポイントが利用できる!
  • IPO案件の取り扱いが多く、IPOチャレンジポイントで何時かは購入できるのが嬉しい。
  • Tポイントでも投資が可能に!
どんぐり所長
どんぐり所長

とりあえず一つ口座開設したいなら、SBI証券を選べばいいですね。

SBI証券で口座開設する方法を、画像を使って解説しました!ぜひ参考にしてくださいね。

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