【初心者におすすめ】個別株より簡単!米国株ETFをはじめよう
米国ETFという言葉。ツイッターだったりYoutubeだったり。いろんなところで見かけます。アメリカの何かだってことはわかるけど、一体なんなのかさっぱり分からない。そう感じていませんか?
米国株ETFとは、アメリカの株式指数に連動した上場投資信託の事です。ETFによりルールはさまざま。そのルールに則ってを銘柄を編入した、いわば「幕の内弁当」のようなものです。
優良企業を美味しいおかずと見立てれば、イメージしやすくないですか?
個別株だと、その企業の調子が悪くなれば、その銘柄の株価は下落します。米国株ETFは、企業の詰め合わせパックですので、一つの企業がたとえ破産したとしても、影響は微小です。
そんな米国株ETFを、こどもでもわかるように解説していきます。
マンガ:クマ(@cumacuma_cuma)
どんぐり所長
米国株式を中心に投資する投資家。投資の為に樫の木から落ちてきた木の実らしい。安定型、長期投資志向であり、投資信託や米国ETF、国内高配当株に投資している。
けんたくん
お金持ちに憧れる小学6年生。株式取引に大いに興味あり、自分以外が儲かる事がキライ。両親より株式に詳しい。
米国株ETFとは
米国株ETFを簡単に説明すると、成長する複数の企業に投資する事でリスク分散でき、経費も低く、しかもリアルタイムに取引できる商品なんだ!
(*^_^*)?
わかりづらいよねー!
米国ETFとは、主にアメリカの企業に投資するETFのこと。
ETFとは
ETFとは上場投資信託の事だよ!
ジョジョ?
そうそう!こうやって、ウリィィィィィィィィ!とか…
参考:ジョジョの奇妙な冒険 「ディオ」
「上場」について
株式市場に上場しているから上場!
株と同じ様に買えるってこと?
そういう事。普通の投資信託はリアルタイムでは買えないんだ。
じゃーどうやって買うの?
注文した日の翌営業日に約定する感じ。だから株みたいには取引きできないよ!
投資信託と違い、上場投資信託は普通の株式と同様に証券取引所でリアルタイムに取引ができます。現在の価格をみながら自分のタイミングで購入する事ができます。
投資信託は欲しい銘柄をその日に購入する事ができません。翌営業日以降の購入になりますので、想像と違う金額での購入を余儀なくされる場合があります。
「投資信託」について
っていうか、そもそも投資信託がわかりません!
投資信託っていうのは指数などに連動するように作られた投資商品だよ!
指数って?
例えばダウとかだね!決まったルールの中で選んだ企業の平均価格だね。
なんで指数に連動する商品がいいの?
個別株だとそこが倒産するとそれで終わりだけど、指数は構成する銘柄数ぶん分散できるからリスクが低いんだ。でも、たくさんの銘柄を管理するのはたいへんだよね。
たいへん、たいへん。
その運用を代わりに運用会社がしてくれる投資商品が投資信託だよ!
投資信託は、その投資商品のルールに従って、運用会社が運用してくれるのが特徴です。ふさわしくなくなった企業を外したり、優秀な企業を編入する。また、商品内の企業の割合バランスなども、運用会社が全て調整してくれます。
あなたは購入して持ち続けるだけで、高度な運用を運用会社が変わりにやってくれるイメージです。
上場+投資信託=ETF
「株式市場でリアルタイムで買える」「運用を運用会社がしてくれる投資商品」だね!
なんとーく、わかりました!
上場投資信託とは、運用会社がしっかりと運用してくれ、さらに株式の様にリアルタイムで購入する事ができる商品の事を指します。
米国ETFも例に違わず、その特徴を持ちます。比較的簡単に、個別株よりもリスク分散のできた銘柄を購入できるのが、米国株ETFなのです。
なぜ米国に投資するのか
なぜアメリカに投資すると思う?
強いから?
もちろんそう!でも、日本が弱いからっていうのもあるんだ。
ほうほう?
日本人ならば日本の株式に投資したほうがよいのでは?普通ならそう考えますよね。日本人なんですから。ではなぜアメリカに投資するのでしょうか。アメリカに投資する理由は複数あります。その内容を見ていきましょう。
米国株ETFは経費が安い
普通、良いものって価格が高かったり、経費が高くついたりするよね?
そりゃあ高級だからねー!
でも投資の世界って逆なんだ。
逆?
良い投資商品の方が経費が安いんだよ!
…!(絶句)
アメリカの商品はとても良いものが多いんだけど、日本の商品はイマイチ。
そうなのか!
特に窓口で買う商品には手を出してはいけないよ!
投資信託で年あたり4~5%の資産価値の上昇を狙っている方が多いと思います。
これに対し、手数料の高い投資信託だと2%もの手数料を請求してきます。
その年の投資信託の株価が4%あがったとすれば、なんと半分持っていかれる事になってしまいます。
引用元:donguriWEB 【投資初心者】買ってはいけない投資信託4選【おすすめの銘柄を紹介】
米国株ETFの銘柄達は、日本の投資商品と比べて資産総額も潤沢な為、経費率が非常に低くお得。理由は多くの投資家に投資してもらっているので、少しずつ経費を頂いただけでも十分な利益になるから。
逆に、日本の投資信託などを窓口で購入しようとすると、驚くような手数料の場合があります。これは、先述した資産総額の少なさからくる経費の負担の多さと、窓口の人件費や宣伝広告費が含まれて来るからです。
窓口で購入しようとした場合、経費の高い銘柄をおすすめされますので、十分注意が必要です。
アメリカの人口は増え続ける
国の人口が増えてるか、減っているかは重要な判断基準だよ!
株の話に国の人口が関係あるの?
国の人口が増えているって事は、単純に総生産も増えていくと予想できるかなね!
日本は人口が減り続けています。アメリカは移民などを多く受け入れる事により、人口を常に増加させています。有能な人材をどんどんとアメリカに取り入れ、企業だけでなくアメリカそのものが成長しているのです。そういう、「成長している国」に投資する事こそが、あなたを豊かにするでしょう。
日本円の価値
日本で貯金していると、どんどんお金が減っているのと同じことになるよ!
貯金してたらお金は減らないでしょ?
お金の「価値」が下がっているんだよ。
実際、日本円の価値はどんどん下がっています。
分かりやすいのが、ポテトチップスなどの量。昔はもっとたくさんはいっていませんでしたか?同じ金額でも、実は内容量がちょっとずつ減っていっています。これは、同じ金額で買えるポテトチップスの量が減る=お金の価値が減っているという事です。
また、為替的にも日本円の価値は下がっています。2022年5月。一時的に1ドル128円と、非常に円安が進みました。2021年は105円の時もありましたので、この時から比べると、円の価値は82%に下がっているといえます。
そう考えれば、投資先としてアメリカを選び、ドルまたはドル建て資産を持つことで、日本の金融資産を持つ場合よりも有利に投資を進めることができます。
米国株ETFをおすすめする理由
日本の個別株を購入するより、米国株ETFがおすすめです!
日本株より?
個別株だと、その企業を愛せるくらいまで調べ尽くす必要があるよ!
日本の個別株は難しいです。財務状況がどうか。割安感は?配当金は?直近の決算はどうだろう。このような指標を1銘柄、1銘柄調べる必要があります。株初心者にはとてもできるとは思えません。
その点、米国株ETFはルールに則って編入企業を決めていますので、あなたはあなたの投資スタイルに合ったルールの米国株ETFを選ぶだけでいいのです。
個別株ならは、分散は一切効いていません。個別株でリスク分散する為には100社程度購入する必要があります。しかし、日本の株取引は100株単位での取引です。(※1株で取引できるサービスもあり)1株2,000円の株を100株なら20万円。それを100社買ってリスク分散を図るといくらかかるでしょう?なんと2,000万円もかかります。
しかし、米国株ETFならば、ひとつの銘柄を購入するだけでリスクの分散が完了します。例えば大人気のVOOならば、アメリカの厳選された500社に投資できます。ということは、1銘柄買うだけで500社にリスク分散したのと同じことなのです。しかも米国株ETFは1株から購入する事が出来ます。
初心者におすすめできる米国株ETFのランキング記事を作りました!参考にしていただきぜひ始めてみてくださいね。
まとめ「米国ETF」とは
優秀な企業が詰まった「豪華な幕の内弁当」
- 運用会社が運用してくれる
- リアルタイムに取引ができる
- ドル建て資産になる
- リスク分散になる
- 経費率が激安!
初めは意味わからなかったけど、なんとなくわかった!
初心者こそ簡単に分散の効く米国ETF!あなたも投資を始めてみませんか?まずは「米国株ETF診断」であなたのピッタリの銘柄を探してみてください!
米国株ETFが始めたくなったら
米国株ETFを始めるにはどうしたらよいのでしょうか?株の初心者には全然わかりませんよね。
米国株ETFを始めるには、まず証券会社の口座を開設しましょう。でも、株を知ったばかりのあなたはどの証券会社を選べばいいかわかりませんよね。私もそうでした。
何も知らずに証券会社を選ぶことは非常に危険です。なぜなら、証券会社によって手数料がまったく違うからです。例えば、銀行や証券会社などで投資信託を契約してしまうと、非常に手数料が高額になる場合が多いです。手数料が多いと、その時点で将来の資産形成スピードが遅くなります。それどころか手数料負けしてしまって、マイナスになることもあり得ます。
そこで、手数料も低額で良心的なネット証券会社を二つご紹介します。両行とも、自信をもっておすすめできる証券会社です。
SBI証券
証券会社の口座開設数で日本一を誇るSBI証券。多くの方々に親しまれている理由は、総合的なレベルの高さ。
- 国内の証券口座開設数ナンバーワン!
- SBI・Vシリーズで、VT/VOO/VTIなどのETFに連動した投資信託が円貨で購入できる
- 住信SBIネット銀行経由でドルを買うと手数料が最安
- PTS取引で夜間も株取引ができる!
- 投資信託の買い付けにTポイントが利用できる!
- IPO案件の取り扱いが多く、IPOチャレンジポイントで何時かは購入できるのが嬉しい。
- Tポイントでも投資が可能に!
とりあえず一つ口座開設したいなら、SBI証券を選べばいいですね。
SBI証券で口座開設する方法を、画像を使って解説しました!ぜひ参考にしてくださいね。
- 米国株を中心に長期投資をする投資家
- コアサテライト戦略を推奨
- VIGとeMAXIS Slim全世界株式をコアに据える
- QQQ・VTI・XYLDをサテライト運用
- SBI証券、楽天証券、マネックス証券、DMM.com証券
- ブログサイトを4サイト運営
- twitterフォロワー 7,000人以上
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