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【長期投資】株価暴落!不安はあなたのリスク許容度を測るチャンス

2022年1月現在、米国株・日本株ともに暴落に近いほど株価が続落を続けています。2021年が非常に順調な株価を保つ1年だったために、多くの投資家はリスクを忘れていたかもしれません。

順調に右肩上がりの状況では、なにをしても儲かるし、また、もっと儲かるんじゃないか?とさらにリスクのある投資に挑戦してしまったりします。

大暴落といえば、直近ではコロナショックがありました。かなりの株安となり、ここから株式投資を始めた方も多いでしょう。今回の暴落は、コロナショック以降、はじめておこった暴落となります。ショックと言われるまでになるかは、これから次第のところもありますが。

コロナショック時やその後に株式投資をした人は暴落を経験していません。今回の暴落で不安になるのは当然です。しかも、調子がよい2022年の波にのってリスクのある投資に手を出してしまっているかもしれません。そして、暴落がおきて、みるみる減っていく資産をみて愕然となっているかもしれません。

この記事は、長期投資について書いています。こと長期投資かにおいては、どれだけ自分の資産のことを忘れられるかが大切です。いつも様子をみてあげないといけないような銘柄では、とてもドキドキして長期で持つことができません。

今回は、あなたのリスク許容度について考えていきたいと思います。

目次

暴落しても耐えられる境界線がリスク許容度

リスク許容度とはどういうことでしょうか。

暴落して、どーんと株価が下がってしまっても、「また上がる銘柄だから大丈夫」というように、あなた自信が納得して耐えられる境界線のことを言います。暴落して、ドキドキ不安になってしまうような状況は、リスクをとりすぎています。

あなたはどうですか?もちろん、暴落となればみな不安になります。しかし、我慢できずに売ってしまう、株式市場から退場してしまうのは、完全に敗北です。長期投資家は、なるべく長く株式市場に居続けることを目標としましょう。

リスク許容度とは、暴落でも株式市場から退場しなくていい、あなたの心の境界線

調子が良い市況はリスクを忘れさせる

先述したとおり、好市況のターンでは、みなどんどんリスクを忘れていきます。より、利益の出るリスクの高い商品に手を出していきます。ご存じの方も多いでしょうが、2021年に流行したファンドに「レバナス」があります。X(旧twitter)などで大人気となり、全力でレバナスに投資するようなアカウントもでてきました。

レバナスとは、ナスダック100指数の2倍の値動きを目指すファンド

2倍の値動きをするのですから、単純に2倍のスピードで資産形成できるよね!ということで大流行しました。実際、1年間上がり続けたのですから、どんどんリスクを忘れていきます。下がる時は2倍以上下がるのを忘れていきます。

実際、twitterなどで流行した時には、もう終わりかけていることが多いです。ビットコインしかり。SPYDしかり。もう上がり切ってしまっていたり、問題点が見つかって人気がなくなることが多いですね。

調子がいい市況だからこそ、暴落を見据えて、実直に投資を進める必要があります。

リスク許容度の測り方

私も楽天レバナス誕生ということで、少しだけお試しで入りました。そして、2022年になり、今回の暴落でナスダックも大暴落しています。確かに不安にはなるものの、慌てるほどではありません。それはなぜか。それは、自分のリスク許容度より全然少量しかレバナスに投資していないからです。これが、自身のポートフォリオの80%がレバナスとなれば、泡を吹いて倒れているかもしれません。

あなたは何%までリスク資産にして耐えられますか?

リスク資産とは、ここでは投機に近いレバレッジ銘柄や、暗号資産などを指します。

自分のリスク許容度は、実際に暴落した時にしかわかりません。実際に株価が下がって不安になってこそ、自分がどこまで耐えられるかがわかるのです。

下がった株価をみて、考えてみてください。安定的なインデックスと現金、債券やゴールド、そして個別株。どれくらいの割合が安心できるのか。

私は、安定的な資産「ディフェンシブ銘柄」と利益を追求する資産「オフェンシブ銘柄」を割合で管理する、コア・サテライト戦略を用いています。コアとしてeMAXIS Slim 全世界とVIGに投資。残りを自分のリスク許容度に見合う割合だけサテライトとしてオフェンシブ銘柄を用います。

今回、楽天レバナスを導入するにあたっては、2倍の値動きを目指す銘柄ということで、オフェンシブの割合を減らし、その分VIGを増やしています。リスクのあるレバレッジに挑戦するかわりに、ディフェンシブ銘柄の割合を増やして、自身のリスク許容度を調整していた訳です。

まずは現金比率を決める

投資をするにあたって、所持しておく現金の比率、または金額を決めておくことが必要です。その金額は人により違います。結婚している、子供がいる、家を持っている、車を持っているなど、人によって違いますものね。

金額の決め方としては、もし、株式が売れない状況になっても、最低限の生活ができる金額を確保します。よく月収の6ヶ月分などと言われますね。

現金の比率が大きいと、暴落時の不安感を減らしてくれますので、必ずいくらかは確保するようにしましょう。全力投資というのは、それだけリスクが高いと考えてください。主に精神面ですが。

ディフェンシブ銘柄の考え方

ディフェンシブ銘柄は、下がってもガチホールドできる銘柄を選定します。長期投資の場合、その銘柄を売るのは10年以上先です。それまでに上がってくれていたらいいので、多少の上下は気にしません。

それを踏まえて銘柄を選定するとなると、以下の銘柄がおすすめとなります。

投資信託

ETF

  • VT (全世界株式)
  • VTI (全米株式)
  • VOO (S&P500)
  • IVV (S&P500)
  • VIG (10年連続増配)

いままでのどこの15年で切っても下がっていたことがない、将来的に右肩上がりのS&P500。そして、必ず上昇を目指す。全世界株式がメインの投資先になります。

これらのディフェンシブ銘柄を7〜9割持つようにすれば、比較的安心に長期投資することができるでしょう。

リスク許容度はあなた次第!

リスク許容度は、あなたが耐えられるかどうか、それに尽きます。これは、実際に暴落を経験しないとわかりません。ですので、1回目の暴落で株式市場から退場しないよう、初めは堅実に投資を始め、徐々にリスク資産に挑戦していくのが正解です。儲かるからと、レバナスに全力した初心者は、恐らくこの暴落で多くが退場してしまうでしょう。

長期投資を目指す我々は、株式市場から退場しないのが最大の効率。長期投資で複利を生んで資産拡大を目指します。短期的に資産拡大を焦って、今回のような暴落で退場してしまうのは本当にもったいないです。

株式投資というものは、数年に1回、かならず大きな暴落がきます。そのような暴落でも慌てることなく、変然と居られるような銘柄に投資していきましょうね。

著者

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どんぐり所長
どんぐり所長

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