【S&P500】迷ったらこれ！選りすぐり優良500社の最強指数
これから株式投資をはじめたい。でも、どの銘柄を購入したら良いかわからない。そんな、あなたにはインデックス投資がおすすめ！
と、いうことでインデックス投資を調べていると、頻繁にでてくるのが、この、S&P500と言う言葉。でも、株式投資を知らないあなたにとっては、なんの事なのかサッパリですよね。
実はこの「S&P500」、アメリカの株価指数の事なんです。しかも、とっても、強くて安定的な、大人気の指数です。もちろん、この指数に連動するインデックス銘柄も用意されています。
え？まだよくわからない？そんなあなたの為に、やさしく解説していきます！
- S&P500って何？
- S&P500に投資する方法
マンガ：クマ（@cumacuma_cuma）
どんぐり所長
米国株式を中心に投資する投資家。投資の為に樫の木から落ちてきた木の実らしい。安定型、長期投資志向であり、投資信託や米国ETF、国内高配当株に投資している。
けんたくん
お金持ちに憧れる小学6年生。株式取引に大いに興味あり、自分以外が儲かる事がキライ。両親より株式に詳しい。
S&P500とは厳選された優良企業500社
S&P500ってなあに？
アメリカの選び抜かれた優良500社に連動する株価指数なんだよ。
S&P 500 (Standard & Poor’s 500)は、アメリカの株式市場に上場している500社の株式を対象に、株価指数として算出されるものです。この指数は世界的に最も有名な株価指数の一つであり、アメリカの経済全体の動向を反映します。S&P 500に含まれている企業は大型株から中型株まで様々な業種、産業に属しています。投資家はS&P 500を利用することで、アメリカ株式市場全体の投資に参加することができます。
S&P500の読み方
えす、あんど、ぴー、ごひゃくでいいのかな？
うん！省略で「えす・ぴー・ごひゃく」って呼んでる人もいますね！
S&P500を決めているのはダウ・ジョーンズ
500社ってどこが決めてるの？
S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスっていう、企業のランクを評価する会社だよ！
S&P Dow Jones Indices LLCは、株式市場指数の発行・運用を行うアメリカ合衆国の企業です。S&P 500など、世界的に有名な株式市場指数を運用しています。S&P Dow Jones Indices LLCは、株価情報・金融情報サービスのグローバル・リーダーであるS&P Globalと、株式市場指数運用の世界的リーダーであるDow Jones & Companyが所有する企業です。
S&P500に選ばれる条件
つよい企業ばかり選んでくれてるの？
そういうイメージだね！今、アメリカを引っ張っている500社を選んでいる感じ！
S&P 500（Standard & Poor’s 500 Index）は、株式市場に上場する米国大手500社の株価の指標として使われています。選ばれる為の基準としては以下があります。
- 市場規模: 選ばれる企楑は市場規模が大きいものが優先されます。
- 売上高: 選ばれる企業は売上高が大きいものが優先されます。
- 配当利回り: 選ばれる企業は配当利回りが高いものが優先されます。
- 収益性: 選ばれる企業は収益性が高いものが優先されます。
- 業界分布: S&P 500は、業界の分布も考慮されます。選ばれる企業は様々な業界に属するものが選ばれます。
これらはS&P 500選ばれる企業に対する基準として一般的なものであり、他にも複数の基準があります。
S&P500にはGAFAMも含まれる
GAFAMも入ってるの？
ばっちり入ってるよ！
GAFAMは、大手のテクノロジー企業を指す略語です。GAFAMはGoogle、Apple、Facebook、Amazon、Microsoftの5社を指します。これらの5社は、世界的に規模の大きいテクノロジー企業であり、重要な役割を果たしています。
GAFAMの投資には次のようなメリットがあります。
- 高い成長性: GAFAM企業は、技術革新やグローバルなビジネス拡大などにより、高い成長率を発揮する可能性があります。
- 安定した収益: GAFAM企業は、多大な市場シェアや顧客ベースを有する大企業であり、安定した収益を発生させることが期待されます。
- 高い株価: GAFAM企業は高い株価を持つことが多く、投資家は高いリターンを期待することができます。
- 長期的な投資: GAFAM企業は、将来に向けた長期的な投資としても選ばれることが多いです。
ただし、GAFAMの投資には市場や技術の変化などによるリスクも伴うことがあります。自分の資産運用目的やリスク評価に合わせて適切な投資判断を行うことが大切です。
S&P500は時価総額加重平均
いいね！
NYダウと違って、大きい企業ほど比率が多くなる指数だから、実状に近くなるね！
時価総額加重平均（Price Weighted Average）は、株価指数を作成するための一つの方法です。この方法は、株価指数を作成する株式の価格と株数から算出されます。この方法では、株式価格が高いほど大きな影響力を持つように株価指数が算出されます。時価総額加重平均は、株価指数としてはあまり使われなくなったが、依然として一部のインデックスに使われています。
時価総額加重平均…資産総額の大きい企業ほど構成比率が多くなる算出方法。日本ではTOPIXが採用している。
S&P500の歴史
S&P500の公開は1957年！
66年前からあるの？
現在の形のS&P500は1957年にStandard & Poor’s（S&P）社によって開始されました。当初は500社の大型株式を対象に指数が作られましたが、その後も改訂され、現在では米国株式市場で上場している上位500社の株式を対象にしています。
S&P500は米国株式市場を代表する指数として、株式投資のパフォーマンスを測定するために広く使われています。この指数は、経済指標としても知られており、株式市場全体のパフォーマンスを反映することができます。
S&P500銘柄の入れ替え
もちろん、中身はどんどん入れ替わっているけどね！
S&P 500は時間とともに変化していく市場環境や企業の状況に応じて、銘柄の入れ替えを行うことがあります。S&P 500は、株価、売上高、市場キャピタリティーなどの様々な要素を考慮して選定されています。選定基準が変わった場合や、企業のパフォーマンスに変化があった場合など、銘柄の追加や除外が行われることがあります。
銘柄入れ替えは、S&P 500に投資する投資家にとっても重要な情報ですので、定期的に注意していることが大切です。
S&P500の成長性
ずっと右肩上がりだね！
S&P500は米国株式市場のパフォーマンスを反映する代表的な指標として成長してきました。S&P500は500社の銘柄からなる投資信託ファンド（ETF）の構成銘柄として選ばれており、市場全体の動きを正確に反映することができます。
過去には多くのマクロ経済的な要因がS&P500のパフォーマンスに影響を与えてきました。例えば、景気循環の変化、政治的不確実性、経済政策の変更などがそれに該当します。しかしながら、S&P500は長期的に見ると、市場全体とともに成長してきています。
S&P500は定期的に銘柄の入れ替えを行い、市場動向に応じて銘柄を調整しています。これにより、S&P500が市場動向に適応することができます。
S&P500は15年で切り取るとマイナスになったことがない
15年以上の長期投資としてみた場合、どの15年で切り取ってもマイナスになった期間がないんだよ！
15年以上投資できるなら、負けないってこと？
今まではね！これからも同じようになると考えて、皆投資しているんだね。
S&P500は、過去15年間で順調な成長を見せています。このインデックスは、世界最大の500社の上場企業の株価のパフォーマンスを反映しています。そのため、経済全体の成長や市場動向に伴い、S&P500の指数も同様に成長してきました。このことから、過去15年間でマイナス評価になることはありませんでした。
また、S&P500に含まれる大手企業は、安定した収益を生み出しており、投資家にとって安定した利回りを提供すると同時に、長期的な成長を期待できると考えられています。
S&P500に投資する方法
S&P500に投資する方法は、複数あるよ！
ほうほう。
どれがいいの？
ぶっちゃけ、どれでもいいよ！
ほう？
ここで紹介している5銘柄は、どれに投資しても大正解だね！
米国ETF的にはSPY・IVV・VOOどれがおすすめ？
| 銘柄名 | SPY | IVV | VOO |
|---|---|---|---|
| 運用会社 | ステートストリート | ブラックロック | バンガード |
| 資産総額 | 3330億ドル | 2540億ドル | 1920億ドル |
| 配当利回り | 1.62％ | 1.65％ | 1.60％ |
| 5年トータルリターン | 16.55％ | 16.48％ | 15.74％ |
| 経費率 | 0.09％ | 0.03％ | 0.03％ |
どれが、一番人気なの？
日本ではVOOだね！優良な商品を展開する、バンガードが人気なんだよ！
でも、表を見るとIVVの方がよく見えます！
その通り！IVVって隠れてるけど、優秀なんだよ！
ボクはIVVかな！
でも、VOOは証券会社によっては、売買手数料無料になってたりするから、悩むね！
SPY、IVV、VOOは全てS&P500を投資対象としたETFです。これらのETFは全てS&P500の指数を投資対象としていますが、運用経費には違いがあります。
SPYはどうなの？
IVVとVOOは運用経費が低い傾向がありますが、SPYの運用経費が高い傾向があります。これはSPYが長年にわたり、市場で高い人気を誇っているからです。
SPYは世界で最も古いETFの一つで、1993年に誕生しました。IVVもVOOも同様にS&P500の指数を投資対象としていますが、SPYよりも後に誕生しました。
アメリカでは人気あるんだね！
でも、後からでてきた2銘柄が、経費率0.03％と頑張ってるから、最近は押され気味！
これらのETFの違いについて、投資者は自身の投資ゴールや投資のスタイルに合ったETFを選択することが大切です。運用経費の違いは長期的に見ると重要な役割を果たすことがありますので、選択するETFを慎重に考慮することが大切です。
S&P500の買い方
S&P500関連銘柄は、ネット証券で購入する事ができます！
どうやって米国株ETFをはじめたらいいかわかる？
街の証券会社に行って買う！
対面で買う証券会社はおすすめしないよ！
えっ!?
証券会社の窓口に行くと、手数料の高い商品をすすめられがちなんだ。
そうなんだ〜（汗）
安全な米国株ETFのはじめかたを教えるので安心してはじめてください！
まとめ S&P500とは
けんたくん、わかったかな？
サイキョー！サイキョー！
あなたも、アメリカの最強指数S&P500に連動する商品で、投資にチャレンジしてみてくださいね！
米国株ETFが始めたくなったら
米国株ETFを始めるにはどうしたらよいのでしょうか？株の初心者には全然わかりませんよね。
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